「ななつ星 in 九州」の
機回しシーンを再現しよう!
写真:上坂 暢一
●機回しとは?
クルーズトレイン「ななつ星 in 九州」の機回しについて・・・
機関車+客車の列車は、進行方向の先頭部に機関車を連結します。終着駅などで進行方向を変更する際に、機関車を先頭部から最後部へ付け替えます。その作業を機回し(機関車回し作業)と呼びます。
この作業は、鉄道模型でも楽しむことができます。
●カプラーの自動解放に挑戦しよう!
Nゲージでは、アンカプラー線路と○○○カプラーを使用する事で、自動解放が楽しめます。
自動解放とは、手を使わずに連結している車両のカプラーどうしを切り離すことです。
●アンカプラー線路
左右のレールの間に、○○○カプラー解放用の磁石が埋め込まれた線路です。
●○○○カプラー
磁力によって作動するカプラーピンが取り付けられる構造のナックルカプラーです。
●カプラーを交換しよう
上の図で示すように機関車の両端と客車の最前部と最後部のカプラーを交換します。
このときカプラーピンの直線部の長い方を
ナックル部分に挿し込みます。
レール面からカプラーピンまでの寸法は
0.25mmにします。
正しい位置でないと作動しません。
●アンカプラー線路上での自動解放の動作原理
1.連結している状態
2.アンカプラー線路上で
カプラーが開く
3.動力車のみ前進し、
列車を切り離す(解放)
※連結・解放は平たんな直線の上で行ってください。
●門司港駅の機回しシーンを再現してみよう!
「ななつ星 in 九州」の3泊4日コースでは、初日、博多駅を出発したあと、門司港駅へ向かいます。門司港駅では、留置線で機回しが行われ、一度本線に戻った後、推進運転で駅ホームに停車します。
下の図は門司港駅の配線を簡略化したユニトラックのレイアウトプランと、「ななつ星in九州」の動きを表したものです。
「ななつ星 in 九州」の門司港駅での機回しシーンをNゲージで再現してみましょう。
門司港駅で進行方向を変えた「ななつ星 in 九州」は、西小倉駅より進路を日豊本線にとります。
レイアウトプランをもとに機関車牽引列車の醍醐味である、機回しシーンをぜひ再現してみましょう。
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